2010年度
自治労愛媛県本部第71回定期大会を開催(2010.9.25)
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9月25日(土)、新居浜市「リーガロイヤルホテル」において、第71回定期大会を開催し、全県から140人の仲間が参加した。
冒頭、寺尾執行委員長より、「公務員を取り巻く情勢は、大変厳しさを増している。また、2012年には公務員に労働基本権が付与されると同時に勧告制度が廃止され、各自治体の労使で賃金や労働条件が決まることになり、さらなる取り組みが重要である」と挨拶。続いて、来賓から激励と連帯の挨拶の後、2010年度経過報告、2011年度運動方針(案)、当面の闘争方針(案)を中心に活発な質疑を行った後、参加代議員の賛成多数でそれぞれの議案が採択された。
続いて、役員改正を行い、今大会で執行委員長を退任する寺尾委員長にかわり、若宮執行委員長が就任した。新委員長から「これから公務労働者にとって大変な時代になるが、自治労愛媛県本部4200人の団結でこの難局に対し具体的な方針を提案して取り組みを進めたい。また、労働組合は、現場の声を運動に反映する必要があることから、今以上に単組・職場に入る体制を作り、現場・単組・県本部が一体になった運動を進めていく」との力強い挨拶と団結ガンバローで大会を締めくくった。
自治労四国地連大会(軟式野球)優勝「八幡浜市職労」今度は全国へ(2010.8.12)
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7月29日、松山市「マドンナ球場」へ自治労軟式野球四国4県代表チームが集まり、9月に行われる自治労全国野球大会(香川)への出場をめざしての試合を行った。前日28日には抽選会及び選手交流会を行い、出場チームの交流をはかった。この日は雨で、翌日の大会の天候が心配されたが、早朝に小雨が降ったものの、試合開始時には天気も回復し、絶好の野球日和となった。
優勝した八幡浜市職労と準優勝の美馬市職労連は9月11日から香川県高松市に行われる全国大会において、四国の代表として全国制覇をめざして頑張ってほしい。
大会の開催にあたり、四国地連議長である愛媛県本部の寺尾執行委員長から「公務員を取り巻く情勢は大変厳しいが今日は,そのことは忘れて全国大会の出場をめざして頑張ってほしい」とのあいさつの後、前回の優勝チームである高知市職労及び準優勝チームの八幡浜市職労から優勝旗、準優勝旗の返還後、試合に入った。
1回戦第1試合は、愛媛県代表の八幡浜市職労と高知代表の高知県職労が対戦し、9対2で八幡浜市職労。1回戦第2試合は、香川県代表の三豊市職労と徳島県代表の美馬市職労が対戦し、2対0で美馬市職労連。決勝戦は、愛媛代表八幡浜市職労の打線が爆発し10対1で大勝した。試合結果
1回戦【第1試合】愛媛県:八幡浜市職労 VS 高知県:高知県職労
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 八幡浜市職労 0 0 1 4 0 4 0 9 高知県職労 0 0 0 0 0 1 1 2 1回戦【第2試合】香川県:三豊市職労 VS 徳島県:美馬市職労連
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 三豊市職労 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 美馬市職労連 0 0 0 1 0 0 0 1 × 2 【決勝戦】愛媛県:八幡浜市職労 VS 徳島県:美馬市職労連
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 八幡浜市職労 1 0 3 0 3 3 0 10 美馬市職労連 0 0 0 0 0 1 0 1
自治労県本部へ25番目の組合が新規加盟(2010.6.22)
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宇和島市の病院(附帯施設)が今年4月1日より、地方公営企業法の全部適用になったことから、新しい組合の結成に向けて学習会や準備委員会を設けて協議を進めてきた。
その結果、6月18日、宇和島市吉田町において、「宇和島病院事業職員労働組合」の結成大会を行った。
大会においては、大塚市職労執行委員長、寺尾県本部執行委員長、岩城市議会議員がそれぞれ激励のあいさつを行った。
また、運動方針案や予算案、規約等が、新組合の役員予定者から提案され、代議員全員の賛成で採択された。運動方針では、「組合員の生活と健康、家庭を守る観点で取り組みを進めていく」ことを重点課題とした。
役員選挙については、選挙管理委員会の下で、組合員の一票投票で行うことも承認され近日中に役員選挙を行う。
今回の大会には、三つの職場から多くの組合員が参加し「期待や私たちも協力するから頑張ろう」との多くの声が挙がった。こうした現場の組合員の声を運動に反映することを確認する意味で、新執行委員長に立候補予定の百田光弘さんの団結ガンバローで結成大会を締めくくった。
今後、役員決定後、公営企業当局と現場の問題解決に向けた団体交渉や職場オルグ(職場を廻り、交渉結果や今後の取り組みなど組合員に伝える)を行うことにしている。
全国一般に愛媛医療専門大学校分会が加入(2010.6.2)
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全国一般愛媛地方労働組合松山支部 愛媛医療専門大学校分会 執行委員長の川上治幸です。副執行委員長の篠原弘康、書記長の東健太郎ほか、有志で3月に立ち上げたばかりの組織です。職場は医療系の専門学校で、母体の学校法人は、他に8校のビジネス系専門学校を運営しています。
少子化・高校生人口の減少・大学全入などの影響で専門学校経営もいずれ苦境に立たされるでしょう。厳しい時代を進むためには、労使双方の協力がより一層必要だと考えます。そのためにも、教育や経営について十分話し合うことのできる民主的な組織作りが急務だと私たちは考えています。そのひとつの方法が全国一般愛媛地方労働組合松山支部 愛媛医療専門大学校分会という協力の場づくりだったのです。今後も義務と責任を果たし、権利を主張していく組合活動を実践していきたいと思っています。
私たちは以前の職場では、待遇・代休・年次有給休暇・割増賃金など労働条件のトラブルを経験したことがありませんでした。労働者として比較的平穏に過ごしてこられたように思います。ですから労働組合の活動など関係のない世界の話、意識すらしたことがありませんでした。ニュースなどで見るプラカードを手に鉢巻き姿でシュプレヒコール、テレビ画面の向こうの人達にむしろ冷やかな視線を送っていたように思います。
しかし、この職場で一方的な労働条件の不利益変更を初めて経験しようとしています。労働法を勉強し、労働者の当然の権利を改めて知り、このまま何も言わずに済ますことはできない、話し合いの場を作ってもらわなければと皆の思いが一緒になったのです。そして、全国一般愛媛地方労働組合松山支部の皆様の助けをかりて活動を始めることができたのです。

自治労愛媛県本部再建20周年記念式典、祝賀会を盛大に開催(2010.3.7)
- 自治労愛媛県本部は、3月7日、松山市・国際ホテル松山において全国から160人の仲間が参加して再建20周年並びに結成62周年の記念式典・祝賀会を開催した。
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一部の式典では、本式典の実行委員長である寺尾執行委員長から再建20年を振返り、「自治労連の闘いや自治労を立ち上げるにあたって県本部や単組の苦労や運動の継続の必要性」についてのあいさつの後、多くの来賓の皆さんから激励や連帯のあいさつを受けた。特に、自治労本部を代表して軍司副中央執行委員長は、「自治労連との闘いの最前線である愛媛において自治労の旗の下、組織の拡大強化の取り組みを行っている愛媛県本部に敬意を表したい。2012年の公務員制度改革にともなう人勧制度が廃止される中で、今以上に自治労運動の強化が求められている。本部も中央省庁交渉を強化するとともに、県本部との組織拡大強化に向けて連携を図りたい。」とのあいさつを受けた。
また、記念式典では、今まで県本部の運動を支えて頂いた皆さんに対し、表彰規程に基づいて、今までの感謝と労をねぎらう意味から19人に寺尾委員長から感謝状を贈った。祝賀会のオープニングとして、鬼北町太鼓集団「魁」の祝いの演奏に続いて、祝賀会がスタートした。祝賀会の司会は、次の自治労運動の中心となる女性部・吉川部長と青年部・山内部長が担当した。
まず、主催者を代表して中村副委員長が「これまでの運動の継続は、多くの仲間に支えられた証し。今後も自治労運動の前進に向けて全力で取り組みを進めていく」との決意のあいさつを行った。また、来賓として君島自治労共済本部理事長をはじめ5人の来賓の皆さんの激励と連帯のあいさつを受けた後、永山退職者会会長の音頭の乾杯で懇親に入った。またアトラクションでは、県本部の各賞をはじめ関係団体の賞品とは別に、加盟単組がそれぞれの名産品を持ち寄り当選者に手渡した。
祝賀会は盛り上がり予定の時間を大きく過ぎる中で、“次の30年に向け、今以上の組織の拡大と運動の強化を確認する”寺尾委員長の団結ガンバローで締めくくった。


